八布施神社
〇 岐阜県神社庁包括の神社
〇 住所 〒508-0203 岐阜県中津川市福岡2541番地
〇 創建 未詳
〇 例祭 たたき祭り(7月第3日曜)
八布施神社は、中津川市福岡の八布施地区に鎮座し、東南には遠く恵那山を臨む二ツ森山のなだらかな山裾にある。 この地方の神社としては古くより鎮座されており、その御神徳は無病息災、家内安全、五穀豊穣、商売繁盛、交通安全と 地域の人達に崇敬にされる
由緒
当社は室町時代の明徳三年(1392)岩村の城主遠山左エ門尉景村の息女がこの地の柏原の山中に庵を作り住む。 其の子の子孫、形部介高行蜂が根城にしているこの地に遠山家の崇敬社である祇園牛頭天王社(榊山神社)を分霊、勧請する。 武威を輝かすと徳川時代の享保(1716)・宝暦九年(1760)九月の神社調書に村内守護神として川西の宗社として崇敬 される。 川東に祇園牛頭天王社(榊山神社)がある。明治初年神仏分離令により本社と同じ榊山神社と改称するが昭和に入り この地区の地区名である八布施を名称に改称。今でも八布施榊山神社と云われる。
祭神
○建速須佐之男命(たてはやすさのうのみこと)
神産みにおいてイザナギが黄泉の国から帰還し、日向橘小門阿波岐原(ひむかのたちばなのをどのあはきはら)で禊を行った際、
鼻を濯いだ時に産まれたとする。荒ぶる神としての側面があるが、日本初の和歌を詠んだり、木の用途を定めたりなど文化英雄的
な側面もある。
○大名持命(おおなむちのみこと)
○大産霊命(おおむすいみたまのみこと)
○西尾勝續命(にしおかつづぐのみこと)